近年、TwitterやInstagramといったSNSが発達し、老若男女、また障害の有無などを問わずに誰もが情報ないし思想を発信し、それを広めることが簡単にできるようになりました。
しかしながら、「思想の無秩序な拡大」によって様々な騒ぎが起こっており、「炎上」や「デマ拡散」などがその代表例といえるでしょう。
かくいう私もpixivというSNSで反社会的なイラストを投稿していますから、SNSの危険性について言っておきながら私自身もそれに片足を突っ込んでいる一人ですが、pixivは会員制かつイラストに特化したSNSですので思想も内輪で完結することが多い印象です。
反面、TwitterのようなSNSはジャンルに縛られることがないため、思想は内輪を越えて拡大していきます。
宣伝にはこれほど良いツールはありませんが、一方でそれが反社会的なものだとすると、世論から非難され、やがて規制に向かうといったことが容易に想像できます。
一部の絵描きはエログロイラストを平気でTwitterに投稿し、それによって更なる反響を貰うことができるわけですが、同時に彼らないし私たちは公安や監視機関などから監視される機会も格段に増えるのです。
即ち、彼らの人気取りと引き換えに、私たちは表現規制という大きな代償を支払うことになるのです。
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